ユートピア論について

ドロシーは虹の彼方で挫折したユートピア論拾い集めて

誰の短歌か忘れてしまったけど、とっても好きな一首です。

ユートピアといえば、トーマスモアが有名ですが、彼はロンドン塔に幽閉された後斬首刑されてるんですね。平和主義、平等主義を唱えたものが反逆罪になるって、なんかなあ。

ユートピアといえば、社会主義共産主義の嚆矢でもあるわけです。私有財産を認めない点では一致してますね。そこに自由主義との齟齬が生まれるわけです。同じくユートピア論に近い所では、江戸時代中期に当たるころ、イタリアに現れたトマゾーカンパネッラがいます。

彼は何十年も獄中にいながらユートピアを追い求めていました。それが著書太陽の南です。イタリアのジェノバ人が、太陽の南にある国ボルネオともに行き着き、そこで平等の国ユートピアを発見するというのです。その国のシステムにはしかしやっぱり階級があって、てっぺんに司祭がいますね。すべての女性は共有されるので夫婦というものがいません。これを合理的と見るかどうは人それぞれですか。結婚という制度を良しとしない人も大勢いますからね。

自由に稼ぎ自由に生きることがいいのかどうかも分かりません。

ユートピアは夢物語でしかないのかなあ。そう思うのですよ。でも、これだけ所得格差が広がると、資本主義ももう末期と思うんですが。僕は。